DOME DATE
ドームデータ
ドームデータ | |
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名称 | 京セラドーム大阪(KYOCERA DOME OSAKA) ※2006年7月1日からネーミングライツ・パートナーシップ契約により、「大阪ドーム」から新名称「京セラドーム大阪」になりました。 |
オープン | 平成9年(1997年)3月1日 |
所在地 | 大阪市西区千代崎3丁目中2番1号 |
事業主 | 株式会社 大阪シティドーム |
主な用途 | プロ野球、各種スポーツ競技、コンサート、展示会、見本市、集会など |
総事業費 | 696億円 |
工事費 | 498億円 |
建設概要 |
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建築概要 |
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FEATURE
ドームならではの設備や機能の特徴
人工芝
ミズノ株式会社が積水樹脂株式会社と共同開発した、野球専用人工芝「MS Craft Baseball Turf」を2018年シーズンより使用しております。
パイル(芝葉)を天然の芝に近い形状に特殊加工することで衝撃吸収性に優れ、選手にとって足への負担が軽減される天然芝に近い人工芝です。
座席空調システム
バックネット裏下段観客席には、個々に空調の方向が調整できるパーソナル空調を設置。さらにアリーナの分割利用やイベントごとの使用パターンを考慮し、快適性、省エネルギー性、経済性に優れた最新の空調システムを採用しています。例えば座席個々の段床部から前方の座席の背もたれに沿って空調空気が吹き出る「座席空調システム」や着席部分に空気を送る「局所空調」など、省エネルギー化を実現しています。
自然換気方式
京セラドーム大阪は大阪湾から約5kmの河口部に位置するため、強い海風が吹く立地条件にあります。この海風を利用して、ドーム屋根の頂上部換気口(エアムーバー)を設け、風向きによって開口位置を変え、風の吸引効果でアリーナの自然換気を行っています。
雨水の再利用
ドームの屋根面は約31,400m2あり、汚れの少ない良質の雨水を大量に回収することが可能です。そこで、水資源の有効利用をはかるため、地下1階の床下ピット 内に雨水貯留槽1,700m3を設け、塩素注入等の雨水処理を行い、トイレや植栽水に利用する設備を設けています。これにより、年間水使用量の約20%を賄っています。